私がリリース当初からやっているソシャゲ「アークナイツ」の話をしようと思います。
リリース開始が2020年1月なので、まだ8か月も経ってません!
本作は開発元が「Hypergryph」で運営が「Yostar」となっており、中国のゲームですね! 中国国内では全世界リリースより1年ほど早くリリースされており、全世界リリース版(グローバル版)よりもストーリーやキャラクター実装等、全てにおいて先に進んでいます。
中国版は一般的に「大陸版」と称されていますね。(アズレンとかやってる人はイメージ付きやすいと思います)
このゲーム、個人的には今までやってきたソシャゲの中で一番気に入っています。といっても元々そんなにソシャゲ沢山やる人では無いのですが…(ある程度続いたのはデレステ、FEH、ロマサガRS、アズレン、モンスト、GEREOくらい?)
ゲーム記事でいつもやってる項目別評価ですが、ソシャゲなのでちょっと項目変えてみました。(最高★6つ)
◆シナリオ …★★★★☆☆
◆キャラクター …★★★★★★
◆システム・UI…★★★★☆☆
◆グラフィック …★★★★☆☆
◆ゲームバランス…★★★★★★
◆課金の重要度 …★★☆☆☆☆
◆ガチャの難易度…★★★☆☆☆
◆シナリオについて
ソシャゲとしては中々クオリティが高めだと思います。(シナリオによって面白さに結構差があったりするから評価低めにしたけど) 雰囲気は割とダークで重め。
まず世界観として、「源石(オリジニウム)」という鉱石を動力とした技術やアーツ(魔法)が発展している世界なんですが、この源石は接し続けると「鉱石病(オリパシ-)」という完治不可の感染症に患うデメリットがあります。鉱石病を患うと、臓器や体表に源石が発現していき、最終的には死に至ります。
鉱石病感染者に発現した鉱石からも感染のリスクがあるため、多くの場合感染者は差別・忌避の対象とされています。
本作の物語は、この差別を受けて迫害された感染者達の組織「レユニオン」と、感染者を保護して治療の道を探す製薬会社「ロドス・アイランド」(通称:ロドス)、そして各地の都市勢力達による武力抗争を描いたものになっています。
プレイヤーはロドス所属の医師 兼 戦闘指揮者「ドクター」として仲間を率い、レユニオンを中心とした敵対組織との抗争に関与していくことになります。
いつも記事読んでくれてる人に「こいついっつも戦争ものプレイしてんな…」って思われそうな気がしてきました。好きなんだもん…容赦なく人が死ぬ話…
ソシャゲらしくシナリオは、常にプレイできる本編と、期間限定のサイドストーリー(所謂イベント)に分かれているわけですが、概ね本編は雰囲気が重くて、サイドストーリーがキャラクターや世界観の掘下げを目的とした軽めのものが多いです。
そしてこれは本編もサイドストーリーも、後述するキャラクター関係もそうなのですが、このアークナイツというゲーム、めちゃくちゃ文章量が多い!!ぼくのブログより多い
世界観や設定がちゃんと作りこまれているので、この雰囲気が好みであればどんどん引き込まれてキャラや世界観を好きになっていきます。
そんなわけで敵側にもそれぞれの意志や復讐心、仲間との絆等々があったりするわけですが…まぁ…そんなキャラ達がね、容赦なくね、死んでいくわけですよね…(6章を読め)(6章はいいぞ)
こんなかっこいい敵モブ同士の会話ある?
このブログ記事書いてるやつ、主人公サイドが正しいとは限らない作品の話ばっかしてない??敵側が魅力的な作品は名作だってアトさんが言ってた。
ただ個人的なシナリオへの不満として、地の文が一切無いので、状況説明をキャラクターがせざるを得なくなって、たまに説明臭いセリフが気になることがあります。
あと文章多すぎて気合入れて読まないとキャラクターの関係性をちゃんと把握しきれないことがある(活字雑魚感)
◆キャラクターについて
本作の世界には、猫や狐や鳥、蛙や蜥蜴や龍、天使や悪魔などをモチーフにした種族が多数存在しているので、多くのキャラクターの身体的特徴にもそれらが表れています。
それと、この手のソシャゲにありがちな女の子だらけってわけでは無く、男キャラも結構います。ロリもお姉さんもイケメンもイケおじも選り取り見取りですよ奥さん!!
そして前述した通りキャラクター毎に設定された文章量が多い。ボイスも結構多い。
こんな感じのプロファイルが全キャラにあります。
この設定やボイスの中には他キャラクターに言及するものもあったりして、キャラクター間の関係性も見えるようになっています。
本人のキャラページだけではそのキャラの全てを知ることはできないのだ。
加えて、本編やサイドストーリー内でもキャラクター感でのやり取りが非常に多く、上記画像のような設定に加えて、シナリオでもキャラクターの掘下げがしっかり描かれます。
えっお前ら仲良かったの!?君らそんなニックネームで呼びあってたの!?みたいなのが多く描かれるサイドストーリーは特に好きですね!どんどんキャラが好きになってしまってガチャ意欲が増しますねぇ!!
ゲームバランスの項で触れますが、このゲームって「後から実装されるキャラが強い」ってことが先に進んでいる大陸版含めてほとんど無いので、強いからガチャ回さなきゃ!!って必要が無いんですよね。
その分こうやってキャラクターの魅力を見せてガチャを引かせてくるってのが好きです。
あともう一つ特徴的なのが、この手の主人公=プレイヤーのゲームって、仲間がみんな主人公LOVEであったりしがちだと思うんですが、本作はあまりそんなことは無く、むしろキャラクター間の関係性の方に重点を置いているように見えます。
主人公に感情移入してキャラクターと接するタイプよりは、どちかというとカプ厨に好まれやすいタイプの造りですかね!(ドクターLOVE勢もいるよ!)
ハーレム主人公ばりに縁の繋がりがあるテキサス
私が特に好きなのはフロストリーフとアンジェリーナですね!(大陸版のシャマレとカッターも好きだけどまだ未実装なので…)
まずフロストリーフですが、銀髪の狐っ子ですね。本作はキャラクターの年齢は明記されませんが、本編での会話からしてまだ相当若いようです。職は前衛で、武器は身の丈程もあるハルバード。
顔が良い…声も加隈亜衣さんで良すぎる…見えづらいけど、もふもふ尻尾があります。見た目全一か?
幼い頃から少年兵として戦場に出ていたため、若くしてロドスの中でもトップレベルの戦闘経験を積んでいる子ですね!
ただしロドスに来る前は少年兵として当たり前のように戦場でこき使われる幼少期を過ごしていたのもあって、鉱石病にかなり身体を蝕まれてしまっているようですが…
フロストリーフのプロファイルでは、ロドスに来た当初から今に至るまでが残されてるんですが、この記録がね〜良いんですよね〜
戦うことしか知らなかった子が普通の生活を知って世界が鮮やかになっていくの良いよね…
普通の生活を知ることで人の命の重さを理解した彼女は少し弱くなったのかもしれません。その「人が本来持っているべき弱さ」をやっと手に入れたんですね。
もうここまでの設定でアトさんが好きなやつじゃん!ってなると思うんですが、この子性格まで最高なんですよね…
音楽好きでクールな女の子で、喋り方は結構ぶっきらぼうな感じなんですが……めちゃくちゃ面倒見が良いんですよこの子!若いのに、しかもあんな過去を過ごしてきたのになんでそんなに面倒見良いの…
疲れているドクターにお酒奢ってくれたり、勉強が分からない子に教えてあげたりするのずるいじゃん…好きになっちゃう…
信頼タッチの「一杯やろうか」の言い方が柔らかくて信頼感じられてどきどきする。フロストリーフはウイスキーが似合う女…一緒にお酒飲みたい…
レッドにドクターからの宿題で分からないところを教えてほしいと頼まれて快く受け入れるフロストリーフ。この口元が少し微笑んでいるのがいいよね…
そしてこの子、非常に真面目で努力家でもあるんですよね。訓練で学んだことはしっかり書き残すし、精神が不安定な仲間との接し方もしっかり把握してます。そうでないと生き残ることが出来ない環境で過ごしてきたんだろうなぁ…
フロストリーフ用の凸アイテム。本作はキャラクター別凸アイテムの説明文にまで個別テキストがあります。
それでいて子ども扱いされると不満そうにしたりするんですよ!!愛おしい過ぎる…
色々語り足りないけど次行きましょう!アンジェリーナの話ですね!
この子も狐。職は補助で、作中でも貴重な重力操作アーツの才能を持っています。
本名「安心院アンジェリーナ」コードネーム「アンジェリーナ」 そのまんま過ぎる…
というのもこの子、鉱石病を患うまでは極々普通の女子高生だったんですよね。当然戦闘経験なんて全くなくて、勉学やオシャレに時間を費やす一般JKでした。
まぁこの子のことを語るにはまずこれを読んでいただきたい。
シナリオの項で触れた通り、鉱石病は感染症です。
運命のいたずらで感染者となってしまった彼女は、大好きな友達や家族に迷惑をかけてしまわないよう、それらに黙って別れを告げることを選ぶんですね…
平和で幸せな日常を過ごしてた女子高生が突然死に至る病に患った時にできる選択じゃないでしょ…全部1人で抱え込みやがって……安心院…俺が幸せにしてやるからな。
そしてこの子は普通の女子高生であるが故に不安を抱きながらもロドスの戦力として戦うわけですが、その不安も命の危険とか、うまく戦えるかなんてことではなく「自分が責任を負えるか」という点なんですよね…!
この若さで周りの人を常に気遣える強さと、その周りの期待に応えられるか不安に圧し潰されそうになる弱さが愛おしいよね…
そしてある程度戦いに慣れてきた頃(ゲーム内でいう昇進Ⅱ)にはその弱さを振り切ることができるわけなんですが、その時も「ドクターのために」ってまた誰かのために頑張ろうとしてるんですよ…こんな献身的なJKが居ていいのか!?
これに限らず、主人公であるドクターへの会話でも気遣いが沢山見て取れるんですよね。記憶を失ったドクターの思い出を取り戻そうと励ましてくれたり、夜更かししないよう気遣ってくれたり…
それでですね、恐らくここがこの安心院アンジェリーナに心奪われるドクターが続出したポイントなんですけど、この子、信頼度を最大まで上げることで、完全にドクターに恋心を抱いてくれちゃうんですよね。
普通の女子高生が大好きな友人や家族との関係を全て失って、その原因である病気を治そうと尽力する人に恋心を抱いてしまうのは自然なことかもしれませんね!でもその負けヒロインみたいな遠回しな告白は胸が苦しくなるからやめてくれ!安心院…俺が幸せにしてやるからな。
他にも魅力的なキャラクターは本当に沢山いるんですが、キャラ毎の設定の多さも相まって語るのにも限界があるので、今回はこの辺にしておきますね!
◆システム・UIとグラフィックについて
戦闘システムは概ね一般的な「タワーディフェンス」ゲームですね。マップに味方を配置して、敵を自陣に通さないように迎撃していきます。
一般的なタワーディフェンスと違うのは、敵をブロック(足止め)する近接職があることですかね。
画像右側の青い四角で囲われたマスに敵を通さないように迎撃します。
特に語ることもない一般的なシステムですが、キャラクター毎にステータスも攻撃範囲もスキルも色々異なるので、戦略の幅は非常に広いです。
いつ、誰を、どこに配置し、いつスキルを発動するか、はたまた撤退させるか…後述する優れたゲームバランスもあり、プレイヤーによって攻略手順が全く変わるのも面白いんですよね。頭を使うゲームが好きな人には非常におすすめです!
次に育成システムですが、対人要素の無いこのゲームにおいて、このキャラクター育成こそがメインコンテンツと言っても過言ではありません!レベルアップに必要な素材を集め、スキル強化に必要な素材を集め、昇進に必要な素材を集める…
そう、周回ですね。まだ休んじゃだめですよ。
最大まで育成しきるまでの手間は、私が今までやってきたどのソシャゲよりも大きいと思います。その分好きなキャラを完全に育成しきった時の満足感もひとしお…。
そしてそんな周回作業をサポートしてくれるのが「自動指揮」機能ですね!所謂オート攻略です。一度クリアしたマップは、クリア当時の動作を再現してオート攻略してくれちゃうんですね!
これがとっても便利で、「今ちょっと忙しい時期だから…」なんて時は、理性(スタミナ)消費の大きいステージでオート周回を2、3回やっておけば無駄を発生させずに済みます!
自動指揮正常運転中。何も操作せずに勝手に戦ってくれます。
加えて本作は理性(スタミナ)の回復速度があまり早くない(6分で1回復)ので、朝・昼・晩に数回画面タップすれば、オートで数分の内に理性を使い切ることができます。
まぁこの理性回復を待ちきれず、素材集めのためにひたすら課金石を割って理性を回復し続けるドクター達が後を絶ちませんが…(必要周回数が多すぎる)(理性が無くて長期的な育成計画ができない)(終わってない仕事がたくさんありますから)(まだ休んじゃだめですよ)
また、「基地」という素材やお金を毎日集めたり、素材の変換をすることができるシステムなんかもあるのですが、これはUIの不便さもあって説明しづらいので割愛します。毎日少なくない量のお金や育成素材が手に入るので、長期的に見れば相当数の素材を何もせずに貰えるようになっています。
様々な施設を配備できる「基地」。施設やキャラをきちんと配備すれば結構な稼ぎになります。
また、本作の特徴として、ソシャゲ特有のデイリー・ウィークリーミッションについて、全て達成しなくても報酬を全回収できるようになっています。報酬の数よりもミッションの数の方が多いんですね。
これにより、面倒なミッションはやらなくても、いつものルーチンで流れ作業的にミッション達成できてしまうのが易しいところです。
期間限定のイベントミッションなんかも、ほとんどの場合が相当余裕を持って達成できるようになっています。(イベントの種類にもよりますが、二週間あるイベントのミッションが初日で全部終わるなんてこともあります。)
まだ未クリアのミッションがあるのに[報酬受取済]の表記が出ています。
これらを踏まえて要約すると、本作は何かのついでにやったり、サブゲーとしてやるのに非常に優れているんですね!
ストーリーを進めるときや、一部の高難度マップ・イベント攻略時以外は、読書しながら、他のゲームやりながら、ご飯食べながら、仕事しながら等、いつでも片手間にできるゲームになっています。
◆ゲームバランスについて
まず本作は、対人要素が一切ないゲームになっています。他プレイヤーとのやり取りは、フレンドポイントのやり取りの他、貸出しキャラを使わせて貰えるくらい。
スコアや順位を競ったり、対戦したり、協力してポイントを稼いだりするシステムはございません!
ここは好みが分かれるところですよね。私はソシャゲの対人要素ってストレスの元になりがちであまり好きではないので、ここは気に入っています。
加えて、敵側にランダム要素というものも一切ありません。マップの構成も敵が出てくる順番も固定ですし、敵味方ともに攻撃の対象選択も完全にルールに則って行われます。
つまり、どんなに難しいマップでも、何度も繰り返す内に攻略の糸口が見えてくるわけですね!それをサポートするように、「演習チケット」という理性を消費せずにマップを練習できるアイテムが、毎日30枚配られます。
そして肝心の味方側の戦力の話ですが…ここが本当に上手いことバランス取れてるな~と感心してるポイントになります。
ソシャゲなので、多くのキャラクターはガチャで手に入れることになるわけですが、レア度に関わらず、役に立たない・使い道の無いハズレキャラは一切いません!(勿論高レアキャラの方が強力ではありますが…)
本作の低レアキャラの特徴として、戦闘中の出撃コストが安い(早く出撃できる)、育成に必要な素材が少ない、役割がハッキリしている、等があります。育成素材の少なさから、序盤の戦力が足りない時の主戦力になることに加えて、足止めや差し込みなど、職の役割に見合った運用をする限り、最前線でも十分に活躍できます。
役割が異なるため単純比較の意味は薄いですが、同じ先鋒職で同レベルのシージ(星6)とヴィグナ(星4)を比較しても、遜色ないステータスをしています。
また、前述の通り対人要素は無いので、攻略さえできれば勝ちなわけです。そして本作はキャラの役割や性能、敵やマップの特徴等を把握していれば、運用次第でほとんどのマップが低レアのみで攻略ができてしまいます。この低レア攻略がまた楽しいんですよね。
じゃあ高レア使えば難易度低くて手応え無いんじゃないの?と思うかもしれませんが、全くそんなことは無く、本作は強キャラで無双できる類のゲームではありません。
キャラクターを配置する場所やタイミング、順番等、マップに相応しくない動きをしてしまうと、最高レア艦隊で全員レベルカンストしてようと、攻略失敗する可能性があります。
じゃあ低レアだけでいいじゃんガチャ回さなくていいな!って思うかもしれませんが、まぁキャラ愛の他に、高レアは複数の役割を熟せたり、役割に完全特化していたり、唯一無二の特徴を持っていたりするので、持っていると作戦の幅が広まるんですよね。単純に頭フル回転せずに攻略(ゴリ押し)する力にもなりますし。
そもそも低レア攻略はトライ&エラーの繰り返しで成し遂げるものなので、全ステージ低レアのみで攻略!なんてやると相当疲れると思います…
それと、非常に高難易度のマップや、数ヵ月に一度来る超高難度イベントで好成績を残す際には、高レアキャラが大活躍してくれます。(まぁその超高難度イベントも、報酬全取りするだけなら低レア攻略達成者が出てくるわけですが)
あとは純粋に魅力的なキャラだと欲しくなるよね!
ソシャゲで良く出てくる「人権」と言われるキャラもいるにはいます。居なくても攻略できるのに人権って言うのはどうなんだ?という気はしますが。
それらは主に「シルバーアッシュ」「エイヤフィヤトラ」「サリア」の三人を指すことが多いですね。なんと全員リリース当初からいるキャラクターです。たまに交換枠にも並ぶ。確かに最高レアである星6の中では頭一つ抜けていますが、いなくても既存コンテンツは何の問題無く攻略できます。
弊ロドスの完凸シルバーアッシュ(未育成)
ちなみに今のところリリースから1年と数ヵ月経過している大陸版でも、これらを超える性能を持つキャラは実装されていません。インフレの全くないゲームとして推移しています。
つまり、頭を使えば低レアでも攻略ができるし、高レアにも難易度を下げる以外にもしっかり活躍の場があるゲーム、ということですね。縛りプレイもゴリ押しプレイもおっけーです。
対人要素も無く、ガチャもキャラクター性で回させる傾向にあるので、インフレの心配もありません。好きなキャラで好きなように攻略しような!
◆課金の重要度について
前述した通り、攻略する上においては非常に課金の必要性は低いですね。
主な課金要素は以下2点です。
① 欲しいキャラのガチャ
このキャラ可愛い!ストーリーでの活躍に惚れた!この性能は面白そう!推しだから完凸しなきゃ!推しの相棒!…等々、欲しいキャラが実装された時にガチャを回します。
一般ソシャゲ民にはお馴染みですね。
本作は攻略やイベントに必須な高レアキャラはいないので、好きに回してください。
② 素材集め周回用の理性回復
これは馴染みが無い人が多いかもしれません。スタミナ回復のために石を割るなんて文化は国産ソシャゲにはあまりないですよね。私も最初抵抗ありました。
ただこのゲーム、特に高レアは育成に必要なリソースが膨大なので、「このキャラ好きだから育てきりたい!」って思うと相当数の周回が必要になるんですよね。長期的に見ればそのうち育てきれるわけですが……待ちきれないよなぁ!石割って理性溶かして周回!怖いのは最初だけ!君も今日から理性ゼロ!
親の顔より見た画面
実際育てたいキャラが少なければ良いんですが、好きなキャラや面白い性能のキャラが増えてくると、この子も育てたいあの子も育てたい…ってなってくるんですよね。
課金は全く必須ではないけれど、ガチャや育成に逸る心を押さえつけられないなら必要ですね。
◆ガチャの難易度について
はいソシャゲの重要ポイントですね。結論から申し上げますと、難易度はあまり高くはありません。本作の基本ガチャ確率は以下の通りです。
星6…2% 星5…8% 星4…50% 星3…40%
※この内、ピックアップキャラは当該レアリティの50%で出現。
※初回は10回までに星5以上確定。
と、これだけ見ると普通か、ちょっと難易度高くないか?って思いますよね。
本作のガチャは、51連目以降、1回回す度に2%ずつ星6確率が上昇していきます。そしてなんと!この確率はガチャが入れ替わっても継続されます!
つまりAガチャで10回、Bガチャで20回、Cガチャで20回ガチャを引いて星6が出なければ、次回からはどのガチャでも星6確率が2%ずつ上昇していくわけですね。(一部対象外のガチャもありますが)
加えて、キャラクター入手時に手に入る「資格証」というアイテムを用いることで、ピックアップキャラの一部と交換することもできます。この資格証はキャラクターの他、汎用凸アイテムや素材等とも交換できますね。
今はサリアとフランカを交換できます。
凸の話が出ましたが、本作の同キャラ重ね(限界突破)はかなり恩恵が少ないです。出撃コスト減少と、能力や一部性能が強化されますが、その数値は数%程度です。更に対人要素も無いため、その強化の必要性も薄いんですね。言ってしまえば、凸は完全に趣味の領域です。
そのため、ガチャは一人引ければ基本的に勝ちです!
それでも凸したいんだって人にはちょっとガチャ難易度は高めになるかもしれません。凸アイテムはありますが数は多くないですし…
その場合5凸で完凸となるため、6人引く必要がありますね。
ちなみに課金レートは、1万円で52.5連分になります。初回課金では課金額別にボーナスが貰えるので更にお得。ソシャゲのガチャに慣れてしまうと、正直このレートびっくりするほど安いですよね。
まぁソシャゲやらない人からしたらガチャに1万かける時点で高杉晋作でしょうけど!
それから、石を使わない[公開求人]というガチャもあります。「求人票」というアイテムを用いて、タグと求人時間を指定してキャラクターを入手するシステムです。
基本的には星2~星4キャラの入手となりますが、低確率で星5キャラが引けるほか、特定のタグを引き当てることで、星6キャラすらも手に入れることができます。
私はこれで結構星6キャラの凸が進んでいるので、意外と馬鹿になりません。
特に無課金者には非常にやさしいシステムですね!
◆最後に
私は元々コンシューマゲーのオタクなのですが、FEHを機にソシャゲへの理解も深めることになりました。それで冒頭で並べたもの以外にも、色々なゲームを触ってきたつもりではあります。
その中でも、このアークナイツは自信を持って「イチオシ」できる作品であると言えます。
まず世界観とキャラ設定の作りこみが本当にしっかりしている。そしてゲームバランスの良さや対人要素の無さからストレスが無い。そして何よりキャラの深掘りを積極的にしてくれる。
ここまで応援したい、と思えるソシャゲは初めてでしたね!
不満0ではありませんが、これからも本当に頑張ってほしいです。
大陸版が先行で進んでいる為、自分の中でガチャ計画が組み立てやすいのも良ポイントですね!(本当にガチャ計画に則って石の節約はできましたか…?)
頭を使うゲームが好きな人、魅力的な世界観やキャラクターに惹かれる人、キャラクターの関係性に萌えられる人、片手間にできるゲームが欲しい人なんかは、ぜひぜひ触ってみてください!
ロドスはいつでも人材募集中ですよ、ドクター。